VDA6.2

VDA6.2のすべての要求事項が実施されると、マネジメントシステムの認証を受けることができます。DQSでは、多段階の認証プロセスを経ることになります。すでに認証されたマネジメントシステムが社内に存在する場合は、プロセスを短縮することができます。

最初のステップでは、貴社、貴社のマネジメントシステム、VDA6.2認証取得の目的についてご相談いただきます。これをもとに、個々のニーズに合わせた詳細かつ透明性の高い提案を迅速に行います。

特に大規模な認証プロジェクトの場合、プランニングミーティングは、DQSの審査員と会い、関係するすべてのエリアとロケーションについて個別の審査プログラムを作成するための貴重な機会です。

また、事前審査は、貴社のマネジメントシステムの長所だけでなく、改善の可能性を事前に確認する機会でもあります。どちらのサービスもオプションです。

審査は、システム分析（ステージ1審査）から始まり、文書、目的、マネジメントレビューの結果、内部監査などの評価を行います。このプロセスで、貴社のマネジメントシステムが十分に構築され、認証取得の準備が整っているかを判断します。

その後のシステム審査（ステージ2審査）では、DQSの審査員がサイト内の全マネジメントプロセスの有効性を評価します。最終会議では、審査員から結果および貴社の改善可能性についての詳細な説明があります。必要であれば、アクションプランも提示されます。

審査後、DQSの独立した認証委員会により審査結果が評価されます。審査結果を文書化した審査報告書をお渡しします。すべての規格要求事項を満たしている場合、国際的に認められた登録証が発行されます。

審査後も貴社がVDA6.2の重要な要求事項をすべて満たしていることを確認するために、毎年サーベイランス審査を実施しています。これにより、貴社のマネジメントシステムおよびビジネスプロセスの継続的な改善を適切にサポートします。

登録証の有効期限は最長3年です。更新審査は、適用される規格の要求事項に引き続き適合していることを確認するために、有効期限が切れる前に余裕をもって実施されます。これは、不適合があった場合に是正処置を実施するための十分な時間を確保できるよう、早めに予定を組む必要があります（最終審査日から登録証失効までの期間は約8週間）。フォローアップ審査は、登録証の有効期間が終了する少なくとも2週間前に実施する必要があります。