自動車のサイバーセキュリティにおける信頼性と安全性の強化

デジタル化、自動化、コネクティビティが加速する中、サイバーセキュリティは自動車産業における競争力を左右する重要な要素となっています。
ISO/SAE 21434は、自動車部品およびシステムのライフサイクル全体を通じて、サイバーセキュリティリスクを適切に管理していることを示すための国際規格です。

ソフトウェア、電子制御ユニット(ECU)、組み込みシステム、統合型車両プラットフォームなど、どの開発領域においても、ISO/SAE 21434に基づく強固なサイバーセキュリティフレームワークは、リスク低減に貢献するとともに、規制要求への対応やステークホルダーからの信頼確保を支えます。

DQSは、数十年にわたる審査実績と自動車分野における専門性を活かし、効率的で透明性の高い認証プロセスを提供します。
お客様の業界特性や課題を踏まえた対応により、迅速かつ確実な審査を行います。

グローバルな業界経験に基づく、自動車サイバーセキュリティ監査における実証済みの専門性

お客様の開発環境に配慮した、迅速かつ透明性の高い効率的な認証プロセス

規制対応およびOEM受入れを見据えた、UNECE R155要件との確実な整合性

TISAX®、ISO/IEC 27001、IATF 16949などの関連規格と連携可能な統合認証オプション

Business2.png
Loading...

ISO/SAE 21434認証が貴社にとって重要な理由

自動車メーカー、サプライヤー、エンジニアリングサービスプロバイダー、ソフトウェア開発者にとって、ISO/SAE 21434認証は、コネクテッドカーや自動運転技術の進展に伴い増大するサイバーセキュリティリスクに対応するための重要な枠組みです。
本認証は、サプライチェーン全体を通じて、車両の機能およびデータを保護するための体系的かつ積極的な取り組みを示します。

OEMの要求に応え、サイバーセキュリティへの対応状況を客観的に示し、進化し続ける規制環境に適合するため、ISO/SAE 21434認証は世界の自動車業界で広く採用されつつあります
認証は、構造化されたサイバーセキュリティ管理を実証し、市場における信頼性と競争力を高めるための、業界で認知された手段となっています。

主なメリット:

  • 開発・製造・運用の各段階における、サイバーセキュリティリスク管理体制の実証
  • 型式承認やUNECE R155など、関連する規制フレームワークへの対応力強化
  • OEM、ティア1サプライヤー、ビジネスパートナーからの信頼性向上
  • 入札や新規市場参入における競争優位性の確保
  • 業界全体が求めるサイバーセキュリティ要求事項との透明性のある整合
Business36.png
Loading...

ISO/SAE 21434 と UNECE WP.29

ISO/SAE 21434は、自動車サイバーセキュリティに関する UNECE WP.29(国連規則第155号) への対応を支援する、国際的に認知されたフレームワークです。
UNECE規則の対象市場(EUおよびアジア地域を含む)に製品を供給する企業にとって、ISO/SAE 21434への対応は、サイバーセキュリティ管理システム(CSMS)の承認および車両型式承認に向けた準備態勢の強化につながります。

注:ISO/SAE 21434は認証を義務付けるものではありませんが、認証はOEMやサプライヤーにおいて、コンプライアンスへの取り組みを客観的に示す手段として広く受け入れられています。

Business6.png
Loading...

ISO/SAE 21434認証取得の準備はできていますか?

組織がサイバーセキュリティ管理システム(CSMS)の主要要素を整備し、適切に文書化している場合、認証機関による審査に進む準備が整っているといえます。
これには通常、以下のような要素が含まれます。

  • 文書化されたサイバーセキュリティ方針、役割および責任
  • 脅威分析およびリスク評価(TARA)の手順
  • サイバーセキュリティコンセプトならびにシステム/コンポーネントレベルでの管理
  • サイバーセキュリティ活動に関する検証および妥当性確認の計画
  • サイバーセキュリティインシデント対応および開発後のモニタリング体制

DQSは、自動車業界における実務経験に基づく専門知識を活かし、明確かつ効率的な認証プロセスを提供します。

Business28.png
Loading...

認証プロセスはどのようなものか

ギャップ分析では、既存のサイバーセキュリティ関連プロセスと ISO/SAE 21434の要求事項との初期比較を行います。
これにより、現在の強みや不足している要素が明確になり、今後対応すべきポイントを整理することができます。
特に、サイバーセキュリティ体制の構築に着手したばかりの組織にとって、有用なステップとなります。

認証審査では、DQSの審査員が、定義されたCSMSの適用範囲全体にわたり、ISO/SAE 21434への適合状況を評価します。
これには、プロセス、役割、文書化されたエビデンス、ならびに構想段階から廃止段階までのライフサイクル活動のレビューが含まれます。
審査を通じて、サイバーセキュリティ管理の取り組みが一貫して有効に実施されているかを確認します。

審査終了後、強み、指摘事項、改善の機会などをまとめた詳細な審査報告書が提供されます。
すべての要求事項が満たされた場合、DQSはISO/SAE 21434認証書を発行し、サイバーセキュリティマネジメントシステムが規格に適合していることを正式に証明します。
この認証書は、顧客、ビジネスパートナー、規制当局に対する信頼性の証となります。

継続的な適合性を確保するため、年次サーベイランス審査により、CSMSが有効に運用され、進化するリスクや技術動向に対応しているかを確認します。
これにより、プロセスの規律と継続的改善が維持されます。
また、認証の有効性を継続するため、3年ごとに再認証審査が実施されます。

Banking13.png
Loading...

ISO/SAE 21434認証の費用は?

4つの評価基準

ISO/SAE 21434は、構造化された審査フレームワークに基づいて実施されますが、認証にかかる費用は、組織の適用範囲、複雑性、ならびに自動車サプライチェーンにおける役割によって大きく異なります
一律の料金体系はなく、各見積りはお客様の具体的な状況を踏まえて算出されます。

認証費用は、主に以下の4つの評価基準に基づいて決定されます。

1. CSMSの適用範囲

CSMSの適用範囲には、組織の責任下にある関連プロセス、活動、リソース、ならびに拠点が含まれます。
適用範囲が広いほど、評価対象が増え、審査に必要な工数も大きくなります。

 

2. 自動車サプライチェーンにおける役割

OEM、ティア1、ティア2、ティア3サプライヤー、エンジニアリングサービスプロバイダー、ソフトウェア/コンポーネント開発者など、サプライチェーン上での立ち位置は、審査の深さに大きく影響します
特に、システム統合、車両レベルの機能、または安全関連コンポーネントに近い組織は、より高いサイバーセキュリティ要求と、より広範な評価対象となるのが一般的です。

 

3. 既存システムの成熟度

ISO/IEC 27001/TISAX®、IATF 16949、Automotive SPICEなど、既存のマネジメントシステムの成熟度が高い場合、審査工数を抑えられる可能性があります
変更管理、構成管理、生産管理に関する確立されたプロセスは、組織の準備状況を示す要素となり、認証プロセスの効率化につながります。

 

4. 複雑性

製品、システム、およびサイバーセキュリティに関連するインターフェースの複雑さは、審査期間およびコストに直接的な影響を与えます。
複雑性の要因には、以下が含まれる場合があります。

  • 相互に接続された複数のECUおよびサブシステム
  • 多様なソフトウェアモジュール、サービス、通信インターフェース
  • 車両ドメイン間の高度な統合
  • 多層的なサプライヤー依存関係
  • 高度なアーキテクチャや新技術(OTAアップデート、ADAS、自動運転機能など)

エコシステムが複雑になるほど、成果物、プロセス、技術的エビデンスに対して、より包括的なレビューが求められます。

 

お客様の組織に合わせた個別対応

正確な費用見積りを行うため、DQSでは、お客様のビジネスモデル、サイバーセキュリティの適用範囲、開発プロセス、組織体制を確認します。

今すぐご相談ください。
お客様の役割、リスクプロファイル、システムの複雑性に応じた提案をご提供します。

Business2.png
Loading...

DQSに期待できること

  • 顧客中心の卓越性
    お客様のニーズを起点に、DQSのアプローチは設計されています。
    迅速な対応、分かりやすいガイダンス、透明性の高い効率的なプロセスをご提供します。
  • プロフェッショナル・パフォーマンスの強化
    ISO/SAE 21434をはじめとする関連認証をワンストップで提供することで、
    お客様の成長、市場参入、製品上市の円滑化を審査に通して支援します。
  • Thinking One Step Ahead
    DQSは、現在のコンプライアンス対応にとどまらず、
    将来の業界要件や期待を見据えた準備を可能にします。
  • グローバルなプレゼンス、ローカルな洞察力
    世界60か国に展開するDQSは、グローバルで一貫した基準と
    各国・地域の規制に関する実務に即した知見を兼ね備えています。
  • 信頼できる専門知識
    40年以上にわたる認証実績を通じて、DQSの審査員は業界横断的に
    信頼性の高い認証の発展を支えてきました。

お客様のニーズを起点に、DQSのアプローチは設計されています。
迅速な対応、分かりやすいガイダンス、透明性の高い効率的なプロセスをご提供します。

認証取得に関するお問い合わせ

DQS Japanから認証の情報を提供いたします

サイバーセキュリティマネジメントシステム(CSMS)のISO/SAE 21434認証に関するお問い合わせを受け付けております。

自動車のサイバーセキュリティ2024年7月からの新たな義務規制

このDQSブログの記事では、自動車業界におけるサイバーセキュリティの新規制の重要性を紹介しています。

記事閲覧はこちらから