リスクマネジメントの国際規格として待望の改訂版「ISO 31001:2018」が、2018年2月15日に発行されました。この記事では、規格のどこが変わったのか、どのように活用すればよいのかをご紹介します。
新しいISO 31000:2018は、リスクマネジメントの中心に価値創造を据えています。強力なガバナンス、エンゲージメント、統合的なアプローチの必要性に焦点が当てられています。規格は明確な構造を保ち、すべての組織に対して理解しやすいガイドラインを提供しています。
ISO 31000:2018は認証規格ではありませんが、国際的に認められたベストプラクティスと比較して、リスクマネジメントの実践をベンチマークすることができます。さらに、この規格は、内部監査および外部監査のための貴重なガイダンスを提供します。